月下雷鳴

ストリンダーと白鷺千聖とメジロブライトが好きな人のブログ。

【剣盾S12 シングル】万紫千紅ドラパポリサンダー【最終478位(レート2001)】

こんにちは、里暗です。初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもありがとうございます。
シーズン12ではシリーズ7のルールとなり、遂に準伝説のポケモンが解禁。種族値の平均値が上がり、波乱の対戦環境となりました。そんな新しい環境でもレート2000を達成することができましたので構築記事を書いてみました。
もしよければ見てくださると嬉しいです!


TNちさと 最終順位:478位/レート2001

目次

コンセプト

・先行ダイマで崩しor数的有利を取ってサイクルで詰める(コンセプト1)
・サイクル内で臨機応変に対応して数的有利を取らせない(コンセプト2)

構築経緯

①≪軸の決定≫
僕が毎日仲良くさせて頂いている方に「シーズン8の構築を原案にして構築を組むのってどうですか?」と言われました。それがドラパルト・ポリゴン2ウインディの並び。この構築をベースに新しい構築を作ることに決めました。
ウインディはより汎用性を求めてサンダーに変更。ダイマックスを切る事でウーラオス・エースバーン等に勝つこともできるし型の多さからの読まれづらさも強いのでほぼ確定。

②≪補完サイクルと受けへの回答≫+
上3体の並びだとカプ・コケコ・霊獣ボルトロス・レジエレキ等にボルトチェンジで遊ばれているだけでキツイサイクルになったり、メテオビームウツロイドに有利対面を作られた時に詰みかねないので、今期重要視されている電気と岩の一貫切りとしてHD振りのドリュウズを採用。これにより第二の軸も完成。
また、サイクルも最低限できて受け構築に非常に強いポケモンとして、ランクルスを採用。
③≪対ウーラオス最終兵器≫
残り1枠は連撃ウーラオス・ピクシー・ドヒドイデナットレイトゲキッスニンフィアなど色々試したが、どうしても鉢巻ウーラオスがしんどく、対策ポケモンが回復技を持っていないと安心できなかったのもあって1匹で滅茶苦茶対策になるポケモンを探していました。希望としては、ウーラオスに受け出した後に上から仕事でき尚且つ回復技を持つポケモンが欲しかった。欲張りすぎたけど丁度その条件を達成していたポケモンキュワワーがいたので入れてみる事に。ウーラオスに強いだけでなく、瞑想+宿り木等で相手の一部の受けポケモンに強く出れることと、地味にフェローチェ等にも強く立ち回れるこの2つの点によって評価が高かったのでこのまま採用。

≪完成≫

この並びで構築を完成させて終盤潜る事に。

今回久々にレンタルパーティを作成してみました。興味があれば是非レンタルしてみてください。
※2021/1/30追記:レンタル公開終了しました

個体紹介

※()内は努力値、外は実数値

ランクルス@どくどくだま


性格:図太い 特性:マジックガード
217(252)-×-132(196)-145-105-58(60)
アシストパワー/溶ける/瞑想/自己再生

≪調整≫
S→無振りドヒドイデ+3 HB→余りぶっぱ

受け構築に非常に強いポケモンとして採用。また、ナットカグヤに宿り木を通されないのも強く、このポケモンで詰んだ選出をされることが多かった。流行のサンダーやエースバーン、カプ・レヒレ等に対しても事前に積めれば勝てるポテンシャルを持ち合わせるのでランクルスの採用は正解でした。かいでんぱサンダーは無理
ただ、ちゃんとした構築に対して選出できた時は無類の強さだったけれど、選出したときに腐った時もあったので使い手が下手でした。もう少し上手く使ってあげたかった。
何故火炎玉ではなく毒々玉かっていうと「ランクルスに無理矢理トリックしてくる相手は火傷が入るより猛毒にした方が美味しいことが多いから」という理由があります。猛毒にしてドラパルトやドリュウズの身代わりを絡めるのも面白いかもしれません。ただ現実は非常でトリックは一度も撃たれませんでした。もしかしたら毒々玉のおかげでトリックされていないっていう理由もあるかもしれません。ガラルマタドガスランクルスで負けたら火炎玉にします。

ドラパルト@いのちのたま


性格:陽気 特性:クリアボディ
169(44)-165(196)-96(4)-108-97(12)-213(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/身代わり

≪調整≫
H→10n-1 DL対策 S→最速 A→余りぶっぱ

初手に投げてダイマで荒らした後、裏でサイクルして詰める動きが単純かつ強力でした。今期は威嚇対策のクリアボディとナットカグヤに撃つ用の大文字を採用。また、相手のダイマを枯らしたり相手がダイマするかしないか分からないポケモン相手には身代わりで一旦様子見できるので身代わりは外せませんでした。たまにキュワワーで宿り木した後ドラパで身代わりするみたいな動きもしたので意外と有用な場面は多かったです。
何より珠の火力を警戒する人がなかなか少なくてEASY WINを拾えた試合も多かった。サンダー流行のおかげでHD振りのポリゴン2が増えていて、珠ドラパでポリ2を倒せた例もあったので今期の物理珠の刺さりはとても良かったと思います。

キュワワーゴツゴツメット


性格:図太い 特性:ヒーリングシフト
157(244)-×-154(236)-102-130-124(28)
ドレインキッス/宿り木の種/瞑想/光合成

≪調整≫
S→最速60族抜き H→奇数で最大 B→余りぶっぱ

かわいい。対ウーラオス最終兵器。フェローチェなんかもついでに見れるし流行ってたウオノラゴン相手にもエラがみの先制効果を打ち消して上からドレインキッスや光合成ができるのが偉かった。ヒーリングシフトは不意打ちどころか神速より上の優先度なので鉢巻神速カイリュー等に荒らされる心配もなく、ゴツメと合わせて突破できたのもかなり偉かったです。

サンダー@あつぞこブーツ


性格:控え目 特性:静電気
197(252)-×-115(76)-170(76)-116(44)-128(60)
放電/暴風/熱風/羽休め

≪調整≫
HB→DM時陽気珠キョダイカキュウ93.7%で2耐え
HD→DM時臆病珠アーゴヨンのダイドラグーン2耐え DL対策
C→ダイジェット2回+珠ダメ2回で無振りDMエースバーン確定
S→準速75族抜き/ダイジェットで最速アーゴヨン+2

今期解禁の準伝説ポケモンで汎用性が高いサイクル要員。ダイマ切った制圧力も非常に高く、選出率は怒涛の1位。基本的にはコンセプト2を通す際の選出でしたが、先行ダイマで使っても汎用性を損なわないのでかなり強かったと思います。熱風はナットレイドリュウズへの打点が欲しかったので充電などにせずにこのままずっと採用していました。
放電とか暴風とか静電気とか色々運絡むし回復できるし火力高いしで何こいつって感じ。サンダーでこうサンダー(降参だー)wwwww

ポリゴン2しんかのきせき


性格:穏やか 特性:トレース
191(244)-×-121(84)-126(4)-149(164)-82(12)
イカサマ/放電/冷凍ビーム/自己再生

≪調整≫
HD→臆病珠サンダーのダイジェットを最高乱数どっちも引かなければ2耐え
S→同族意識/麻痺したウーラオス抜き 余りB

サイクルパーツの要。今期はサンダー意識でHDにかなり厚く振りました。ランドロス意識で特性もトレースに変更。HDベースでありながら剣舞ランドロスの対応もそこそこ可能になりました。初めはトライアタックを採用していましたが、剣舞ミミッキュが重たかったので途中からイカサマに変更しました。この変更で勝てた試合は結構あったのでこれでよかったと思います。
しかし、ダイアタックによるダイマ性能を失ったのは少々痛かったかもです。また、カプ・レヒレフェローチェという明確に苦手なポケモンもできてしまったため、前みたいなてきとうな扱いをしてるとダメなのが分かったと思います。使い手が下手。

ドリュウズ@たべのこし


性格:陽気 特性:型破り
209(188)-155-80-×-101(124)-146(196)
10万馬力/アイアンヘッド/つのドリル/身代わり

≪調整≫
HD→16n+1/ウツロイドのメテオビーム+ダイソウゲン耐え/身代わりがC無振りサンダーの暴風を87.5%で耐え/身代わりが地球投げ耐え
S→最速80族抜き

サンダーやその他サイクルを通す上で弊害となるウツロイドやレジエレキ等の対策として採用しました。HDに振ることでこれらの役割対象に加えて、身代わりが無振りサンダーの暴風を高乱数で耐えるので中盤に見かけた熱風を切った個体のサンダーを相手することもできました。他にも身代わり+つのドリルで受け構築に対抗する手段も持ち合わせていました。
一度ウツロイドのメテオビームに受け出した後にダイマされてダイソウゲンを撃たれ、地震で倒せなくて負けたことがあったのでグラスフィールドの影響を受けない10万馬力を採用しました。メテオビームの後に地震耐える読みで意外とダイソウゲンを撃ってくるプレイヤーは意外と多かったので刺さる刺さる。威力命中不安の負け筋よりもダイマ切らずに倒せるという利点の方が大きかったのでこの変更は正解だったと思います。

選出パターン

基本的な選出パターンを3つ程。
++1
→基本選出。珠ドラパのダイマで相手のポケモンを1匹2匹以上持っていき、裏でサイクルするコンセプト1のパターン。
++1
→通称ドリュサンダーと呼ばれる並び。基本的にサイクルしていくコンセプト2のパターン。残り1は体感はポリゴン2がよく入りやすかった。
++1
→対受け構築に対して。ドリュウズの身代わりで相手のダイマを枯らして、ランクルスで積む機会を作れればほぼ勝てるが黒い霧と悪タイプに注意したいところ。

重いポケモン

→かなり重く、ドリュウズを使って上手く対応しないとなかなか厳しい。終盤は個体数を増やしてたので頭を抱えた。
→相手に先に展開されるとサンダーでダイマを切るしか方法がなくなってしまうので先にとけるを積んでおいたり、ダイドラグーンとかでA下げたかった。初手はドラパかサンダーが優勢。
→勝てるポケモンは多いが勝てないポケモン(キュワワーポリゴン2)はとことん勝てないので対応を間違えるとアウト。できれば対面で不利を取らないように意識していた。
→積まれると結構しんどいって感じ。
→ワンパンできないのでしんどい。ドラパで身代わり絡めてあくび読みで突破するかランクルスで起点にして倒すか。
→珠はいい。充電もいい。アッキも許す。かいでんぱふざけんな勝てねえ。

感想


ポケモン剣盾ではキョダイパウダーという食材があるのですが、スパイスをかけてカレーが巨大化するっていうの、ダイマックスがある世界線だからこそなのは分かるんですけど理屈で言うとなかなか意味分からないですよね。

今回は遂に準伝説のポケモンが出て、新環境ということで記事を書いてみました。7世代と似ているようで、ダイマックスが絡んでいる故に全然違う環境で準伝の思わぬパワーに押し切られたりしてなかなか苦戦していました。対戦回数を今までにないくらい重ねましたが、この環境でも2000達成できたのは素直に嬉しく、これが今の自分の実力の証明になったかと思います。三度目のレート2000っていう周りからしたらそうでもない実力かもしれませんが、自分にとっては成長の証だと考えています。これからもブログ名の「挑戦する気持ちを大切に。」を意識して挑戦していきたいと思います。
そして一番悔やむべきことは、構築にストリンダーが最後にいない初めてのシーズンとなってしまったので来期こそはストリンダー使います。なんかストリンダー入りのいい構築下さい(おい

SPECIAL THANKS

キサラギさん
→色ランクルスと色ドリュウズの個体をくれた上に構築まで一緒に考えてくれて、本当にありがとうございました。
シロちゃん
→色キュワワーの個体、ありがとう。無事活躍させれたよ!!
その他キャス配信してくれた時に見てくれた皆さん
→応援及び閲覧、ありがとうございました。

皆さんのおかげで今期も頑張れました、本当にありがとうございました。

私事

完全に自分語りになるのですが、この度このブログを続けて1年くらい経ち、読者登録数が40人、総合アクセス数が250000を達成しました!ここまで来れたのも見てくれる方、Twitter内で拡散してくれた皆さんのおかげです、本当にありがとうございました!!
今後も見てくれる方、支えてくれる方のために頑張っていこうと思います!


まあ、こんくらいかな。ここまでの閲覧ありがとうございました!
Twitterの方もやっているので興味があればフォロー宜しくお願いします!
@DarkVillages